社会人として、一人のオタクとして過ごすまったりな日記。
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実は以前運営していたサイト最初は種運命から始めていました。
後からナムカプやロックマンシリーズが追加されて計3ジャンルをやることになりました。
今日の小説はこのブログのための新作で戦争終結後の世界で生きるシンと先輩であるアスランの物語。
私の中ではシンはプラント所属ではなく故郷に帰国してオーブ軍人になっています。
世界で行われている支援活動を通して彼が感じたことにアスランは・・・・・・。
では下の方からどうぞ!
後からナムカプやロックマンシリーズが追加されて計3ジャンルをやることになりました。
今日の小説はこのブログのための新作で戦争終結後の世界で生きるシンと先輩であるアスランの物語。
私の中ではシンはプラント所属ではなく故郷に帰国してオーブ軍人になっています。
世界で行われている支援活動を通して彼が感じたことにアスランは・・・・・・。
では下の方からどうぞ!
寒さが厳しくなり、身に染みる日々を送るようになったとある昼下がり。
オーブ市内にある公園で二人の男が座って雑談をしていた。
羽織っているコートからオーブ制服が見え、白い息を吐きながら手にある温かい飲み物を口にしているのはアスラン・ザラとシン・アスカである。
二人は仕事の休憩時間を利用して、何気ない雑談をしていた。
「シン、仕事には慣れてきたか?」
「はい、大分慣れてきました。ザフトとは違った新鮮な気持ちで仕事してます。」
「ほぅ、それは良かったな。」
「はい。」
アスランに誘われるがままオーブ軍に入隊したシンだったが仕事をしていく中で自分の故郷が素晴らしいと感じるようになった。
自分の故郷が世界に誇れるような素晴らしい国であると。
こんなにも世界を想い愛している国があると。
そこで生まれ育った者としてシンは誇りと自信を持てずにはいられなかった。
「アスラン先輩。」
「なんだ、シン?」
「話変わりますけどつい先日、俺は復興支援先の街で子供達に自らの体験を語りました。」
現在も続いている復興支援で各地を飛び回っているシンがある街で子供達に自らの経験を語った。
自らの経験を語ることに抵抗はあった。
ましては自らの力で人の命を奪ってきた自分に経験を語る資格などない。
ただ憎まれる存在である自分に・・・・・。
でも人々の思いに応え、少しでも戦争に対する考えが変われば・・・と思って話し始めたと言う。
「皆、真剣に俺の話を聞いてくれて嬉しかった。全て話し終わった後皆凄く泣いてたんだ。止まらないほどに・・・」
自分の想いが人々に伝わったと感じたシンはこう言って話を締め括った。
『平和が無くなった世界が再び平和を取り戻すのはとても時間がかかる。
戦争の傷を癒すのも互いに解り合えるのも1日じゃ終わらないよ。
でも少しずつ歩んでいくことが戦争を無くすための近道だと思うんだ。
みんなにも出来ると思うんだ。人と解り合えることで得られる幸せを・・・』
「まさかそんなことを言うとは・・・。今までのお前には無いな。」
「そうですね。」
「アスラン先輩、俺。」
「ん?」
シンは澄み切った大空に向けて、こう言った。
「俺、ここに来て変わりました。各地に行って、多くの人達と触れ合って学んだことはいっぱいありました。
そんな俺が出来るのは皆の平和を守ること。守ることが俺の償いですから・・・。」
「お前なりの償いか。お前は力によって多くの人を傷つけてしまった。今更気づいても遅いのかもしれない。
でも、少しずつ変わっていくことでその償いもまた報われる日が来るかもな。」
「そうだといいな・・・。」
「頑張れよ、シン。先輩として応援してるからな。」
「はい!」
彼に向かって元気に答えるシンを見て、アスランは先輩として誇れるものが出来た気がした。
『真っすぐでどこまでも頑張る彼"シン"を・・・』
-小説後記-
"自らを振り返り今出来ることをすることが世界への償い。"
最終話からもう3年は経とうとしていますがシンは出来ることをすることで自らの過ちを償おうとしていると私は思います。
種運命での彼らしい物語はこれからも続いて行くと信じています。
オーブ市内にある公園で二人の男が座って雑談をしていた。
羽織っているコートからオーブ制服が見え、白い息を吐きながら手にある温かい飲み物を口にしているのはアスラン・ザラとシン・アスカである。
二人は仕事の休憩時間を利用して、何気ない雑談をしていた。
「シン、仕事には慣れてきたか?」
「はい、大分慣れてきました。ザフトとは違った新鮮な気持ちで仕事してます。」
「ほぅ、それは良かったな。」
「はい。」
アスランに誘われるがままオーブ軍に入隊したシンだったが仕事をしていく中で自分の故郷が素晴らしいと感じるようになった。
自分の故郷が世界に誇れるような素晴らしい国であると。
こんなにも世界を想い愛している国があると。
そこで生まれ育った者としてシンは誇りと自信を持てずにはいられなかった。
「アスラン先輩。」
「なんだ、シン?」
「話変わりますけどつい先日、俺は復興支援先の街で子供達に自らの体験を語りました。」
現在も続いている復興支援で各地を飛び回っているシンがある街で子供達に自らの経験を語った。
自らの経験を語ることに抵抗はあった。
ましては自らの力で人の命を奪ってきた自分に経験を語る資格などない。
ただ憎まれる存在である自分に・・・・・。
でも人々の思いに応え、少しでも戦争に対する考えが変われば・・・と思って話し始めたと言う。
「皆、真剣に俺の話を聞いてくれて嬉しかった。全て話し終わった後皆凄く泣いてたんだ。止まらないほどに・・・」
自分の想いが人々に伝わったと感じたシンはこう言って話を締め括った。
『平和が無くなった世界が再び平和を取り戻すのはとても時間がかかる。
戦争の傷を癒すのも互いに解り合えるのも1日じゃ終わらないよ。
でも少しずつ歩んでいくことが戦争を無くすための近道だと思うんだ。
みんなにも出来ると思うんだ。人と解り合えることで得られる幸せを・・・』
「まさかそんなことを言うとは・・・。今までのお前には無いな。」
「そうですね。」
「アスラン先輩、俺。」
「ん?」
シンは澄み切った大空に向けて、こう言った。
「俺、ここに来て変わりました。各地に行って、多くの人達と触れ合って学んだことはいっぱいありました。
そんな俺が出来るのは皆の平和を守ること。守ることが俺の償いですから・・・。」
「お前なりの償いか。お前は力によって多くの人を傷つけてしまった。今更気づいても遅いのかもしれない。
でも、少しずつ変わっていくことでその償いもまた報われる日が来るかもな。」
「そうだといいな・・・。」
「頑張れよ、シン。先輩として応援してるからな。」
「はい!」
彼に向かって元気に答えるシンを見て、アスランは先輩として誇れるものが出来た気がした。
『真っすぐでどこまでも頑張る彼"シン"を・・・』
-小説後記-
"自らを振り返り今出来ることをすることが世界への償い。"
最終話からもう3年は経とうとしていますがシンは出来ることをすることで自らの過ちを償おうとしていると私は思います。
種運命での彼らしい物語はこれからも続いて行くと信じています。
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天地飛鳥(あまちあすか)
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女性
職業:
大学生
自己紹介:
ロックマン(ZX,流星)、ガンダム(種シリーズ他)、悪魔城ドラキュラ(ギャラリーオブラビリンス、蒼月の十字架)を中心に多様なジャンルを好みます。
ゲーム音楽を生活の一部とする面も。
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