社会人として、一人のオタクとして過ごすまったりな日記。
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シンとアスラン、初めての先輩後輩小説となった作品。
以前載せた「刹那の風を感じて」につながる話でオーブに戻り軍人として歩み始めるきっかけとなるお話です。
祖国へ戻ってきたシンがこれからの人生をどう過ごすか・・・?と悩んでいた時、ある人物が訪れる。
会話の中でシンにある決意が芽生える。
では下の方からどうぞ☆
少年は故郷に戻り新たなる生活を始めていたある日、かつての先輩が訪れる。
これは少年が軍人として新たなる生活を始めるきっかけとなった話。
季節が新緑を終え、雨が降り注ぐ梅雨に入り始めたオーブ。
発表された頃からしばらく雨は降らず暑い日々が続いていたが今日、涼しい水を市民にもたらした。
雨が降り続く風景を眺める一人の少年。
降り注ぐ雨をただ見ているその姿は穏やかな表情をしている。
「久々だな。これで本格的に梅雨になれば良いけどね。」と語っているの真新しいオーブの制服を着ているシン・アスカ。
戦争が終結した彼は故郷に戻りやり直す決意を固めていた。
だが自らの進むべき道が決まらずにいた。
そういう日々を過ごして3ヶ月後、様子を見にアスランがこの家を訪れた。
一度は真紅の制服に袖を通したアスランだが再び友と戦うと決めたあの頃を思いつつオーブ軍人として世界平和のために働いていると話してくれた。
「オーブ軍人なんですね。」
「今はな・・・・・。なぁシン、何かやってみたい事は無いか?」
「考えているけど・・・無いですね。」
「そうか・・・・・」
「けど」
「けど?」
「俺は戦争を経験した者として力になれる場所に行きたい。そうすれば戦争を無くせると思っているから・・・」
シンの瞳には自らの経験を何かの役に立ちたい!と言う決意に満ちていた。
そこでアスランはある提案をしてみた。
「だったらシン。軍に入ってみたらどうだ?」
「えっ?!オーブ軍に・・・ですか?」
「驚くのも無理は無いさ。それを決めるのはお前の自由だし断ってもいい。けど今俺が軍にいる理由はそれだけじゃない。」
「なんですか?」
「平和を歩み始めた世界に出来ることはただ1つ。その大切さを伝えることだ。」
「どんな風に伝えればいいのか分からないよ。」
「それは自分で見つけてそれを信じて生きていくことだ。」
-先輩として勤めていたザフトで見たあいつはかつての自分と重ねて見えていた。
力こそ正義と思っていると思い止めようとした日々。今彼はその正義を理解しているかは分からない。
ただ俺は彼の力になれる場所に行きたいと言う想いの手助けになれれば嬉しい。-
「探す先には必ず"何か"が見えてくる。それを伝えていけばいいのさ。」
シンはその言葉に"何か"を感じ取った気がした。
それが彼の進むべき道を決めることになるとも知らず・・・・・。
-小説後記-
記念すべき先輩後輩小説第1弾。
先輩として道を示す姿に後輩もまたその道を歩んでいく雰囲気を出してみました。
これは少年が軍人として新たなる生活を始めるきっかけとなった話。
季節が新緑を終え、雨が降り注ぐ梅雨に入り始めたオーブ。
発表された頃からしばらく雨は降らず暑い日々が続いていたが今日、涼しい水を市民にもたらした。
雨が降り続く風景を眺める一人の少年。
降り注ぐ雨をただ見ているその姿は穏やかな表情をしている。
「久々だな。これで本格的に梅雨になれば良いけどね。」と語っているの真新しいオーブの制服を着ているシン・アスカ。
戦争が終結した彼は故郷に戻りやり直す決意を固めていた。
だが自らの進むべき道が決まらずにいた。
そういう日々を過ごして3ヶ月後、様子を見にアスランがこの家を訪れた。
一度は真紅の制服に袖を通したアスランだが再び友と戦うと決めたあの頃を思いつつオーブ軍人として世界平和のために働いていると話してくれた。
「オーブ軍人なんですね。」
「今はな・・・・・。なぁシン、何かやってみたい事は無いか?」
「考えているけど・・・無いですね。」
「そうか・・・・・」
「けど」
「けど?」
「俺は戦争を経験した者として力になれる場所に行きたい。そうすれば戦争を無くせると思っているから・・・」
シンの瞳には自らの経験を何かの役に立ちたい!と言う決意に満ちていた。
そこでアスランはある提案をしてみた。
「だったらシン。軍に入ってみたらどうだ?」
「えっ?!オーブ軍に・・・ですか?」
「驚くのも無理は無いさ。それを決めるのはお前の自由だし断ってもいい。けど今俺が軍にいる理由はそれだけじゃない。」
「なんですか?」
「平和を歩み始めた世界に出来ることはただ1つ。その大切さを伝えることだ。」
「どんな風に伝えればいいのか分からないよ。」
「それは自分で見つけてそれを信じて生きていくことだ。」
-先輩として勤めていたザフトで見たあいつはかつての自分と重ねて見えていた。
力こそ正義と思っていると思い止めようとした日々。今彼はその正義を理解しているかは分からない。
ただ俺は彼の力になれる場所に行きたいと言う想いの手助けになれれば嬉しい。-
「探す先には必ず"何か"が見えてくる。それを伝えていけばいいのさ。」
シンはその言葉に"何か"を感じ取った気がした。
それが彼の進むべき道を決めることになるとも知らず・・・・・。
-小説後記-
記念すべき先輩後輩小説第1弾。
先輩として道を示す姿に後輩もまたその道を歩んでいく雰囲気を出してみました。
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職業:
大学生
自己紹介:
ロックマン(ZX,流星)、ガンダム(種シリーズ他)、悪魔城ドラキュラ(ギャラリーオブラビリンス、蒼月の十字架)を中心に多様なジャンルを好みます。
ゲーム音楽を生活の一部とする面も。
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