社会人として、一人のオタクとして過ごすまったりな日記。
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今日はロックマンシリーズの小説を連載します。
今回は最初にロックマン小説を書いたゼロシリーズの小説です。
ZXをプレイした私が兄が連動企画のためゼロ3,4を買ってきたのがきっかけで始めました。
ちなみに3は難しいと判断して先に4をクリアしてしまった私。
後から3をプレイしてゼロとシエルの小説を書いてみよう☆と思って書いたのがこの小説です。
4を元にしているゼロとシエルの物語です。
ここでコメント返信。
・こやぎ様
私も聞いて驚きました。今までのような環境が崩壊したからだとテレビで言ってました。
まだまだ先の話なのですが料理も頑張れたら・・・と思います。
あの回は本当に元気と刺激を貰った話でした。
ミソラも好きだけどルナも好きだからね☆
それでは下の方からどうぞ☆
今回は最初にロックマン小説を書いたゼロシリーズの小説です。
ZXをプレイした私が兄が連動企画のためゼロ3,4を買ってきたのがきっかけで始めました。
ちなみに3は難しいと判断して先に4をクリアしてしまった私。
後から3をプレイしてゼロとシエルの小説を書いてみよう☆と思って書いたのがこの小説です。
4を元にしているゼロとシエルの物語です。
ここでコメント返信。
・こやぎ様
私も聞いて驚きました。今までのような環境が崩壊したからだとテレビで言ってました。
まだまだ先の話なのですが料理も頑張れたら・・・と思います。
あの回は本当に元気と刺激を貰った話でした。
ミソラも好きだけどルナも好きだからね☆
それでは下の方からどうぞ☆
空に月が照らされ始めた夜、トレーラーに人影があった。
紅い鎧に月光に照らされる金色の髪、それは一瞬では機械の体を持つ者とは思えない姿をしているのはかつて紅き破壊神と呼ばれレジスタンスの希望とも言える存在、ゼロであった。
戦い続ける戦士達(レジスタンス)に訪れる僅かな休息の中、一人外に出てふと外を眺めていた。
夜を遮るのは何も無い。
ふとゼロは振り返る。
この世界に降ろうとしている裁きを止めようと戦っている日々が続く現在を。
存在さえ分からなかった自分が人のために信じる者のために戦うことを。
それが人間とレプリロイドの共存やかつての親友(とも)のためになると信じていることを。
そして今となっては何もかもが自分にとっての力となっていること。
「こんなところにいたのね、ゼロ。」
耳に届い声に振り向いた先にいたのは幼い顔を残す少女、シエルであった。
「なんだシエルか。何か用か?」
「ううん。別に。ただあなたを探していたの。」
「俺を?」
「うん。」
ゼロはその"探している訳"が気になっていた。それを聞いてみると「そうね。難なくかな?」と言う答えが返る。
「ただ探していた。それだけなんだな。」
「そうね。どうしてだろう・・・私もよく分からない。多分ゼロに会いたくなって・・・かな?」
「そうか。」
戦い続ける中での僅かな休息。二人は過去を思い返しながらの話に花が咲いた。
かつて希望さえ無いと信じていたあの頃、少女は希望を求めてあの場所へ向かった。
英雄と呼ばれた彼"ゼロ"を求め出逢って経つ時間(とき)の中で生きている。
シエルは思う。『彼と出逢って全てが変わった・・・!』と。
「ねぇ、ゼロ。」
「何だ?」
「ようやくエリア・ゼロの人々もレプリロイドのことを分かってくれたね。」
互いに争い、傷つくばかりの日々に一緒になるなんて出来ないと思っていた。
人間(ひと)と機械(レプリロイド)の共存なんてまたとない夢のまた夢だと思っていた。
それが歩み寄っていき確実に叶えられようとしている。
「シエル」
「何?ゼロ」
「俺は皆のための英雄じゃない。信じる者のために戦う、それが俺にとってやれることだからな」
「うん。レジスタンスの皆も頑張ってる、ゼロも力を貸して欲しいの。一緒になれるその日まで・・・ね」
「分かっている。お前も頑張れよ。」
「ありがとう・・・・・。ゼロ」
長く付き合う時間(とき)の中で生まれる信頼はこれからの戦いでも失われることはないだろう・・・・・。
夜の空は二人を見守っていた。
-小説後記-
戦いを通して築かれた二人の信頼を描いてみました。
本当に厳しいともいえる道を歩んできて二人ですがより強く切れない程の絆が生まれていると思います。
紅い鎧に月光に照らされる金色の髪、それは一瞬では機械の体を持つ者とは思えない姿をしているのはかつて紅き破壊神と呼ばれレジスタンスの希望とも言える存在、ゼロであった。
戦い続ける戦士達(レジスタンス)に訪れる僅かな休息の中、一人外に出てふと外を眺めていた。
夜を遮るのは何も無い。
ふとゼロは振り返る。
この世界に降ろうとしている裁きを止めようと戦っている日々が続く現在を。
存在さえ分からなかった自分が人のために信じる者のために戦うことを。
それが人間とレプリロイドの共存やかつての親友(とも)のためになると信じていることを。
そして今となっては何もかもが自分にとっての力となっていること。
「こんなところにいたのね、ゼロ。」
耳に届い声に振り向いた先にいたのは幼い顔を残す少女、シエルであった。
「なんだシエルか。何か用か?」
「ううん。別に。ただあなたを探していたの。」
「俺を?」
「うん。」
ゼロはその"探している訳"が気になっていた。それを聞いてみると「そうね。難なくかな?」と言う答えが返る。
「ただ探していた。それだけなんだな。」
「そうね。どうしてだろう・・・私もよく分からない。多分ゼロに会いたくなって・・・かな?」
「そうか。」
戦い続ける中での僅かな休息。二人は過去を思い返しながらの話に花が咲いた。
かつて希望さえ無いと信じていたあの頃、少女は希望を求めてあの場所へ向かった。
英雄と呼ばれた彼"ゼロ"を求め出逢って経つ時間(とき)の中で生きている。
シエルは思う。『彼と出逢って全てが変わった・・・!』と。
「ねぇ、ゼロ。」
「何だ?」
「ようやくエリア・ゼロの人々もレプリロイドのことを分かってくれたね。」
互いに争い、傷つくばかりの日々に一緒になるなんて出来ないと思っていた。
人間(ひと)と機械(レプリロイド)の共存なんてまたとない夢のまた夢だと思っていた。
それが歩み寄っていき確実に叶えられようとしている。
「シエル」
「何?ゼロ」
「俺は皆のための英雄じゃない。信じる者のために戦う、それが俺にとってやれることだからな」
「うん。レジスタンスの皆も頑張ってる、ゼロも力を貸して欲しいの。一緒になれるその日まで・・・ね」
「分かっている。お前も頑張れよ。」
「ありがとう・・・・・。ゼロ」
長く付き合う時間(とき)の中で生まれる信頼はこれからの戦いでも失われることはないだろう・・・・・。
夜の空は二人を見守っていた。
-小説後記-
戦いを通して築かれた二人の信頼を描いてみました。
本当に厳しいともいえる道を歩んできて二人ですがより強く切れない程の絆が生まれていると思います。
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HN:
天地飛鳥(あまちあすか)
性別:
女性
職業:
大学生
自己紹介:
ロックマン(ZX,流星)、ガンダム(種シリーズ他)、悪魔城ドラキュラ(ギャラリーオブラビリンス、蒼月の十字架)を中心に多様なジャンルを好みます。
ゲーム音楽を生活の一部とする面も。
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